婚約指輪のまめ知識
婚約指輪は古代ローマの時代からあり、初めは鉄製であったのが2世紀頃から金製に変わって
いったそう。5世紀頃からは、日常的に結婚指輪を身につける習慣が生じ、11世紀頃からは
教会挙式で指輪を交換するという風習が組み込まれていたようです。
ダイヤモンドが用いられた最古の婚約指輪は、神聖ローマ皇帝マクシミリアンとブルゴーニュ
公女マリーの結婚の際で、彼らの名と聖母マリアにちなみM字型に配されている。
(日本では縄文後期~古墳時代の地層から、金製、銀製、青銅製、石製、土器・陶器などの指輪と思われ
る装身具の出土が発見されていますが、それ以降は指輪を身につける風習がなくなり、16世紀ごろまで
ほとんど登場していません。
その期間、日本国内で指輪の使用された例は、海外文化との接触を表す場合のみと考えられていて、
近代の指輪を身につける習俗は、明治に入り西洋風の指輪が入ってきてから始まったそうです。)
指の意味
●左手は”想う”力を表す 指 、右手は”現実”の力を表す!!
自分の意志で現実を切り開く。難関にぶつかってそれを突破したい時などに最適。
●親指
集団のトップを目指すとき困難を乗り越える力を助け与える。
また、自分自身を現すとも言われる。
こっそり心に誓いを立てるとき。精神を高め、能力をアップさせる。
●人差指
理想の実現へ前向きに取り組みたい人や、積極性やコミュニケーション力を高めたい人向き。
自分の意思で周囲を動かしたいとき、意志を貫きたいときに。直感力を司る。
その目的によって指輪をつければ、ひらめきやインスピレーションが沸くのを助ける。
●中指
直感、霊感を表す。自分の思ったとおりに行動したいとき、特にギャンブルを好む人に。愛の力。
片思いなど成功させたい恋があるときは就寝時だけ着けても助けになると言われている。
●薬指
創造性やインスピレーションを刺激する。
アーティストやクリエイティブな分野で活躍したい人にお勧め。
宝石のパワーがストレートに現れる。変化とチャンスの象徴。
願いをかなえたい時やお守りに最適。
●小指
表現力を豊かにする。お守りの意味を持つ誕生石や星座石などをするのに最適な指。
通常、婚約指輪はダイヤモンドか誕生石を使用することが多く左手の薬指にはめますが、
結婚式当日には、右手の薬指にはめた後で式の途中で左手の薬指にはめ直したりすることも
あるそうです。結婚した後、結婚指輪と重ねて左手にはめたりする方もみえますね!
*現在日本では、独身男性の平均所得の給料1ヶ月~2ヶ月半分というのが一般的ですが、 俗に言う“
値段は給料の3ヶ月分”とは、具体的な根拠はなく、ダイヤモンドの採鉱や流通・加工・卸売りなどで
知られるデ・ビアス社がCMをした為に根づいたものだそうです。